理研ビタミンと渋沢栄一

株主優待

今日は理研ビタミン(証券コード:4526)の紹介をしていこうと思います(*‘ω‘ *)

と、その前に2024年からの新1万円札の顔となる渋沢栄一先生の紹介をしていきます!

 

 

 

 

 

 

 

 

渋沢栄一とは

「日本資本主義の父」と呼ばれている偉人です

資本主義とは?

→生産手段の私的所有と利益のための運用を基本とする経済システム

わかりづらいですが、要は物を作ったり売ったりして利益を得ましょう!ということです

経歴が凄すぎるので、ざっくりと説明します

  • 徳川慶喜に仕える
  • ヨーロッパに渡り先進的な産業・諸制度を見聞し、近代社会の在り様に感銘を受ける
  • 大蔵省の職に就く
  • 富岡製糸場(群馬県の世界遺産)の設立に携わる
  • 大蔵省を辞職後、第一国立銀行(現:みずほ銀行)の頭取に就く
  • 500以上の企業の設立、運営に携わる

今回紹介する理研ビタミンも渋沢栄一が設立した会社です

理化学研究所

渋沢栄一が設立し、日本で唯一の自然科学の総合研究所として、物理学、工学、化学、数理・情報科学、計算科学、生物学、医科学などに及ぶ広い分野で研究をしています。

ちなみにノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹も理化学研究所の出身です。

理化学研究所から派生して様々な企業が生まれています。

  1. 理研ビタミン
  2. リコー(旧:理研光学工業)
  3. 理研(旧:理研ピストンリング)
  4. 協和発酵工業
  5. 理研計器

理研ビタミンとは

理研ビタミンの「企業理念」は、1917年(大正6年)の理化学研究所創立時から「天然物の有効利用を図る技術と商品で、人々の健康と栄養に寄与し、社会に貢献する」ことです。 この企業理念を継承し「経営理念」として掲げます。

皆様がご存じの商品といえば、「ふえるわかめちゃん®」「わかめスープ」「青じそドレッシング」が有名だと思います

財務状況

決算期 売上高 営業益 経常益 最終益 修正1株益 1株配 発表日
△1998年3月期~2017年3月期を表示
    2018.03 89,515 5,424 4,587 4,800 146.9 71 18/04/26
    2019.03 89,024 4,580 4,388 2,623 80.0 81 19/04/25
    2020.03 82,974 5,307 5,045 -8,933 -272.5 84 20/09/30
    2021.03 77,722 1,367 1,652 -1,618 -49.4 42 21/05/14
  予 2022.03 75,000 4,000 4,000 2,800 85.4 42 21/05/14
前期比 -3.5 2.9 2.4 黒転 黒転 (%)

財務諸表引用元:かぶたん  https://kabutan.jp/

2021年3月期の決算では、売上高が減少し最終益も赤字となっています。

2022年3月期の決算では、売上高は減少するものの営業益は大幅増益し、最終益も黒字転換するだろうと予想を立てています。

チャート *重要

 

 

 

 

 

 

見て頂くと分かる様に、2020年10月頃より一気に株価を下げています。

その理由として、子会社であった中国企業の不適切会計で財務諸表の提出が間に合わず2020年10月15日に東京証券取引所より「管理銘柄(確認中)」に指定されることになり、上場廃止危機が起こりました。

現在2021年6月26日現在では問題のあった中国子会社を売却しており、今後の会計に透明性がでてくることから、少しづつ株価を戻してきています。

株主優待と配当金

権利確定月(3月、9月)

配当金 42円(利回り 2.65%)

*写真は2,000円相当

保有期間3年未満 保有期間3年以上
100株以上

1,000円相当

2,000円相当

500株以上

2,000円相当

3,000円相当

1,000株以上

3,000円相当

4,000円相当

3,000株以上

4,000円相当

5,000円相当

 

投資判断

中国子会社売却のIRが出てから、株価は少しづつ戻してきています

今期の決算予想も黒字転換することから、何度かの四半期決算を経て2,000円台に戻してくるのではないかと予想しています

私は暴落後、ネオモバイル証券で少しづつ単元未満株を買い続けてようやく単元株の2/3まで買い集めることができました。

権利確定月の9月まで単元にできるように買い進めて行こうと思います(*^_^*)

個別銘柄の紹介は、個人的な見解によるもので買いを推奨するものではありません。  投資は自己責任でお願いします^^